専門ゼミの実習内容・卒業研究テーマ

専門ゼミでは、様々な体験的実習を通して、「人を知る・人に提案する」方法を学びます。

卒業研究ゼミでは、自分でテーマを決め、学んだ方法の中から一つまたは複数を選び、卒業論文をまとめます。

テーマは都市・建築・インテリアなどをはじめとして、人と取り巻く環境の関係をとらえるものを自由に設定します。研究室の共同研究の一部を卒業研究のテーマとする人もいます。共同研究の調査・実験などは、ゼミのメンバーが有志で参加し、社会体験を行えます。

 

専門ゼミの様子

周辺環境によるゼミのやりやすさを体験するため、学内の様々な場所でゼミを実施(2019年度以前)

 

実習内容

・行動観察(うごきを知る):人の行動を記録・分析して行動特性を発表する。

<過去学生の調査テーマ(例)>

開放閲覧室でどの机がどのような目的(勉強、食事、会話、睡眠)で使われているかについて(写真)

生協購買部での給湯、電子レンジ前の列の並び方と改善方法について

教室授業中の席の位置と真面目に聞いている人、寝ている人の関係について

・心理調査(こころを知る):ウェブアンケートを作成し、人の心理を調査・分析して発表する

<過去学生の調査テーマ(例)>

長距離移動に適した車内空間とは?

朝、目覚めた時に適した空間とは?

・行動実験(人を調べる):簡単な実験を行い、行動・心理を調査・分析して発表する

   

地下鉄サインの見えやすさの実験  車椅子で段差を渡る実験(動画)

・行動シミュレーション(人を予測する):シミュレーションソフト(SimTread)を用いて、人の動きを予測する

<過去学生の調査テーマ(例)>

野外音楽フェスの群集行動

電車の扉数・扉幅による乗降時間の変化

銭湯からの火災時の避難行動(着替え時間を考慮した避難シミュレーション)

・デザイン実習(人に提案する):コンセプトを決め、デザインし、発表する。

(2020年度 課題:自分のロゴマークを作る)

<過去学生の作品(例)>

    

 

#佐野研究室の研究テーマ

・人に役立つ都市・建築・インテリア計画・設計の研究

・建築計画(人の寸法にあったデザイン、わかりやすい・使いやすい建築)

・都市計画(群集制御、サイン計画、まちづくり<高層建築物・地下街開発・スタジアム・鉄道・道路等>)

(都市開発(デベロッパー)、都市基盤整備(インフラストラクチャー関係)の研究)

・インテリア(オフィスレイアウト(コワーキングスペース)、机・椅子・家具のデザイン)、北欧デザイン(木のデザイン)

・安全・安心(火災・地震時の防災計画、巨大建物の避難行動、保育園児の避難行動)

・北欧デザイン(自然に寄り添ったデザイン、木素材のデザイン)

 

#佐野研究室の卒業研究テーマ(例)

「通りに接する物販店舗ファサードの建築的要素が回遊行動者の『入りやすさ』『入りたさ』に与える影響」

「全天球動画を用いた川越一番街商店街におけるはみ出し歩行の要因把握」

「都市構造がベビーカー利用者の行動に与える影響」

「コミュニケーション量から見たフリーアドレスオフィス空間における設えが交流に与える影響」

「商業施設におけるフロアガイドのデザインとわかりやすさ」

「鉄道車両内における着席状況から見た座席優先利用者の座席利用の改善に関する検討」

「大規模ターミナル駅における火災時の一般利用者の避難経路選択行動」

「災害用仮設空間における敷物素材がもたらす心理的疲労の緩和効果」

「公共トイレにおける優先的利用の検討 利用者特性によるニーズの違いからの考察」

「保育施設における高低差を含む環境が子どもの行動に与える影響」

「高層建築物内保育所における避難行動シナリオ作成に向けた保育士の介助行動の考察」

「多層映画館における避難階段の利用方式が避難安全に与える影響」

「交錯流の発生する空間における歩行者ラウンドアバウト導入による群集清流効果 -形状および設置角度の影響-」

「エレベータ開閉サインのデザインによる操作性の変化」

「螺旋階段の昇降における心理的人間工学的評価と安全性」