プロジェクト
現在、企業及び自治体等と実施している当研究室で進行中のプロジェクト(共同研究・受託研究)です。建築防災、建築計画、建築人間工学に関わるテーマで複数の共同研究を実施しています。
研究手法は対象に合わせて、
1)行動観察(人の行動を知る)2)心理調査(人の心を知る)3)実験・シミュレーション(人のメカニズムを知る)
ためのさまざまな手法を用いています。
群集流動シミュレーション共同開発:
SimTread(Good Design賞 受賞)
A&A (CADソフト VectorWorksの開発企業) (株)竹中工務店
研究成果:
シミュレーション事例
さまざまな現実場面における現地調査およびシミュレーションによる検討を実施している。
・大規模駅における避難シミュレーション(東京都内ターミナル駅)
・オフィスにおける避難シミュレーション(ゼネコン本社ビル 避難訓練再現)
・劇場における避難シミュレーション(東京都内劇場における避難訓練コンサート実施および再現)
・飛行機における避難シミュレーション(国内空港 航空機事故再現)
群集制御:駅における旅客行動調査・群集実験
(公財)JR鉄道総合技術研究所、JR東日本鉄道株式会社 (株)竹中工務店技術研究所
働き方改革:オフィスにおけるワーカー行動調査
ユニバーサルデザイン:人間工学実験、サイン研究、車いす避難実験
国土交通省 建築研究所 東京理科大学 (株)竹中工務店
防災・避難計画:避難行動実験、高層建築物・地下街避難調査、国際共同研究(ルンド大学(Sweden)、カンタベリー大学(New Zealand))
東京理科大学 (株)竹中工務店 総務省消防庁消防研究センター 外資系情報系企業
Lund University (Sweden), Canterbury University ( New Zealand)
共同研究の様子@Lund Univesity(2022-09-13)
近未来生活の検討:ロボット共生研究
千葉大学 日本大学 文化学園大学 文部科学省科学研究費
研究成果:
文部科学省 科学研究費補助金
基盤研究C: 建築空間における生活共存型ロボットの三次元配置に関する研究(2008-2010)
本研究は、実際の生活場面に相応しいロボット(自立移動が可能で、人との応答が可能な機械)の形状・動き方・設置位置、およびそれを可能にする建築空間の要件について実験的に求めたものである。実験の結果、(1)日常生活においてロボットと違和感なく共存できる生活場面とは何か、(2)ロボットを邪魔と感じない建築空間内の動作位置や待機位置とは何処か、(3)建築空間内を移動する誘導ロボットに追従する人間の歩行位置、その時の人のロボットへの注視特性について明らかにした。
基盤研究C: ロボットと人間が共存するための建築空間の計画要件(2006-2008)
本研究は、実際の生活場面に相応しいロボット(自立移動が可能で、人との応答が可能な機械)の形状・動き方・設置位置、およびそれを可能にする建築空間の要件について実験的に求めたものである。実験の結果、(1)日常生活においてロボットと違和感なく共存できる生活場面とは何か、(2)ロボットを邪魔と感じない建築空間内の動作位置や待機位置とは何処か、(3)建築空間内を移動する誘導ロボットに追従する人間の歩行位置、その時の人のロボットへの注視特性について明らかにした。